胃が痛い!これって生活習慣の乱れ?

胃が痛いという症状はお腹の痛みの中でもみぞおち付近に感じる痛みのことを指して言います。
その原因としては胃酸に関係するもの、痙攣が関係するもの、胃腸機能の低下によるものの3つに大別することができます。
例えば胃酸が過剰に分泌されると粘膜が傷つけられることで炎症が起こります。
この時には空腹時などにシクシク、キリキリと痛むことが多いとされています。
消化性潰瘍などもこれにあたります。
痙攣による痛みの場合は差し込むような感覚になるのが特徴です。
他にもストレスを原因として発生する痛みもあります。

胃はやはり食生活の影響を強く受けます。
例えば暴飲暴食をすると食べ物を処理するペースが追いつかなくなり、不調をきたしてしまうことがあります。
この時には胃液がたくさん分泌されて荒れるというケースも少なくありません。
年齢を重ねることでその胃の働きが弱まるので、若い頃は問題がなかった食事でも不調に繋がってしまうことがあります。
若い頃よりもたくさん食べられなくなったという言葉を聞くことがありますが、それはこのためです。

アルコールやタバコも胃の負担が大きい存在です。
アルコールの分解自体は肝臓で行われますが、胃にも刺激を与えます。
タバコもその働きを弱めることに繋がってしまいます。
少なくと調子が悪い時はそれらの摂取量を減らすことが有効になります。
飲み会などで過剰に飲んでしまうことも大きなダメージに繋がるので注意が必要です。

生活習慣の乱れは胃痛と関係しています。
そもそも内蔵は全般的に体の調子の影響を受けるので生活習慣が乱れることで不調をきたすことには違和感がありません。
特に食生活の偏りと睡眠不足は大きな影響を与える要素となります。
食事後、すぐに眠ってしまうことも負担を増やすことになります。
可能な限り、消化が落ち着いた状況で眠った方が負担を減らすことができ、休ませる機会を作りやすくなるので寝る直前に食事を行うことは基本的に避けることをお勧めします。

胃以外にも生活習慣の乱れで影響の出る臓器がある

生活習慣の乱れで影響が出る臓器は胃の他にもあります。
例えば肝臓です。
肝臓というのは、食べ物からとったたんぱく質や脂肪などを体内でエネルギーとして使えるように変える代謝の機能を持っています。
また、肝臓でつくられた老廃物を流す為の胆汁というものを生成し、分泌させる役割を持っています。
胆汁は、脂肪の消化吸収を助ける消化液でもあります。

肝臓というのは、あと一つ解毒という重要な役割を持つ機能が備わっています。
解毒とは、アルコールや薬、老廃物などの有害な物質を分解し、体に影響を起こさないようにする機能です。
アルコールの分解もこの肝臓で行われていることになります。
ということは例えば、忘年会や新年会、新入社員歓迎会やお花見、その他冠婚葬祭などの飲み会でお酒を飲む場面はたくさんあることです。
そこで過度なアルコールの摂取、もっと端的に云うとお酒の飲み過ぎで次の日に二日酔いになります。
これは一日に肝臓でアルコールを分解できる量は決まっており、そのキャパシティーを超えてしまうとアルコールは分解されずそのまま体内に残ってしまいます。
そのことが翌日の二日酔いの原因へと繋がります。
これが日常的に過度なアルコール摂取を続けていると、アルコールは分解されず、翌日も分解しきれていないのにまた大量にアルコールが摂取されるため、体にまだ分解しきれていないアルコールが蓄積されるようになります。
そうなると、肝臓は休みなく働き続けているともいえるので、肝臓に負担を加え、疲労させてしまい、機能低下へと繋がってしまいます。
この場合、肝硬変や肝臓がんなどの重大な疾患にかかるリスクが増大し、死に至るケースがあります。
対策としては週に一回は休肝日を作ったり、肝臓によいとされるシジミなどを積極的に摂取して生活習慣の改善を図ることをお勧めします。